こんにちは。くまきち@アメリカ駐在🇺🇸です。
会社において、人材育成は重要な業務のひとつです。
人材育成をしなければ、会社が成長しなくなってしまうからです。
しかし、多くの会社で、人材育成の課題をかかえているのが実態です。
なんとなく30代40代になってしまった人が多い
このような悩みを持った方に向けた記事になります。
✅記事を書いている人
くまきち米国駐在員。人材育成について悩みつづけ、勉強してきた人。TOEIC970点。
人材育成の課題とはなにか
今回お伝えしたいことは、次のとおりです。
・人材育成を学んでいない管理者が多すぎる
・昭和式の教育ではもうどうしようもない
・適度な難度の課題を与えて、自ら成長を感じてもらう
・ティーチングとコーチングを使い分ける
・人材育成についておすすめの本
順番に解説していきます。
人材育成を学んでいない管理者が多すぎる
多くの会社では、人材育成をろくに学ばないまま、部下育成をしている上司や管理者がたくさんいます。
これは非常にリスクの高いことです。
人材育成には、正しいやりかたがあります。
また、人材育成には、人の人生がかかっているといっても過言ではないくらい重要なことです。
なんとなくや適当に済まされていいことではないのです。
人材育成をする立場になったら、あるいはなる前に、リーダーシップやマネジメントについて、しっかりと勉強すべきなんです。
昭和式の教育ではもうどうしようもない
怒鳴ったり、罵倒したりすることは人材育成ではありません。
感情をコントロールできないリーダーは、リーダー失格です。
いかなる状況でも、怒りをぶつけてよい理由はありません。
これが人材育成の鉄則です。
適度な難度の課題を与えて、自ら成長を感じてもらう
人材育成において大切なことの一つは、
その人に成長を自ら感じてもらい、仕事にやりがいを感じてもらうことです。
そのためには、ちょうどその人がギリギリ解決できそうなレベルの課題を与えてあげることです。
これが、最も人を成長させ、モチベーションを上げることがわかっています。
ティーチングとコーチングを使い分ける
そして、人によって対応を変えることも大切です。
ティーチングとコーチングという言葉があります。
ティーチングは、単純にやりかたを教えることです。
いっぽう、コーチングとは、「目標を達成するにはどうすればいいと思う?」というように、
本人に自ら気づきを促してあげることです。
熟練度が高ければ、コーチングをメインにサポートしてあげる。
このように人によって対応を変えてあげることが大切です。
人材育成についてのおすすめの本
それでは、人材育成についていろいろと考え勉強してきた私が、人材育成について学ぶためのおすすめの本を紹介します。
グロービスMBA 組織と人材育成マネジメント
毎度おなじみのグロービスMBAシリーズです。
当たり障りのないベーシックな内容ですが、入門書としてはとても読みやすくおすすめの一書です。
組織論と人材育成論はセットで勉強するとわかりやすいので、こちらがそういう意味ではちょうどよいです。
ザ・コーチ
コーチングに関する、物語形式の本です。
人材育成をしている、もしくは可能性があるなら、コーチングについては必ず学んでおいた方がいいです。
コーチングは一言で言えば、人の成長を最大化するための手法です。
ちなみにコーチングに関連して、こちらの動画をおすすめしておきます。
サラリーマンから独立して、コーチングの会社をやっているAKIO BLOGさんの動画です。
1兆ドルコーチ
あのスティーブジョブズやラリーペイジをコーチした伝説のコーチ、ビル・キャンベルの本です。
コーチングについてとても勉強になる本です。
コーチ界でも話題になったそうです。
いかがでしょうか。
人材育成は、会社の未来のため、そして社員ひとりひとつの未来のために、とても大切なことです。
また、人材育成は、育成する側も、大きな成長を得ることができます。
ぜひ、育成する立場にある方は、体系的に勉強したうえで、真剣に取り組むことをおすすめします。
今回は以上になります。
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