在宅勤務のメリットとデメリットを明確にしてみた

処世術

こんにちは。くまきち@アメリカ駐在🇺🇸です。 

さて、いまやCOVID19の影響により、世界中で在宅勤務ががデフォルトになりつつあります。

超生産性後進国・日本ですら、在宅勤務がスタンダードになりつつあります。

今後、アフターコロナの世界では、どのような働きがスタンダードになっていくのか。

様々な説があります。

ですが、まず在宅勤務(リモートワーク)のメリットとデメリットを明確にすれば、何がスタンダードになるべきかは自ずと見えてくるはずです。

本記事では、在宅勤務のメリットとデメリットを明確にし、今後の働きかたについて論じたいと思います。

 

在宅勤務はメリットもあるけどデメリットもある

しろくま
しろくま

一生在宅勤務がいい

在宅勤務とオフィスどちらがいいの?

 

 

今回はこのような悩みにお答えします。

 

✔︎記事を書いている人

くまきち
くまきち

米国駐在員。COVID19影響によりデフォルトで在宅勤務中。

プレコロナ時代より在宅勤務を推奨してきた人。あるいは、日本の理由なき在宅勤務反対派の老害と戦ってきた人。

 

 

 

在宅勤務のメリットとデメリットを明確にしてみた

今回お伝えしたいことは次のことです。

 

・在宅勤務とオフィスのいいとこ取りをすれば良い
・在宅勤務のメリットとデメリット
・まとめ

順番に解説していきます。

 

 

在宅勤務とオフィスのいいとこ取りをすれば良い

在宅勤務とオフィス勤務、どちらがスタンダードであるべきか。結論から言うと、両方のいいとこ取りをすることがベストな働き方になります。

在宅勤務をスタンダードとし、同時に、オフィス出社のメリットも享受するために、必要なときだけ出社、というのがスタンダードになるべきと考えています。

その理由を説明するために、在宅勤務のメリットとデメリットについて触れたいと思います。

 

 

在宅勤務のメリットとデメリット

結論から言うとメリットの方が多いです。

メリットは次のとおりです。

 

通勤時間と準備時間がなくなる

日本人の平均通勤時間は、片道で約40分だそうです。つまり往復で1時間20分です。

通勤時間が往復1時間20分。

そして出社のための準備の時間は、男女で違うと思いますが、少なく見て40分としましょう。

通勤時間と準備時間がなくなることで、1日あたり2時間の時間が創出できます。

正直、これだけで莫大なメリットがあります。

1年間の出社日を250日と仮定すると、250日×2時間=500時間になります。

一年で500時間も自由な時間が生まれるのです。

これだけでも、QOL (Quality Of Life)が爆上がりしますよね。

睡眠時間を増やせたり、ジムに行く時間を作れたり、飲みに行く時間を作れたりします。

 

作業効率が圧倒的に良い

在宅勤務の場合、上司や同僚から妨害されることがありません。

そして、オフィスと違って、家は静かです。

仮にご家庭内で子供がうるさかったりしても、イヤホンをつけて好きな音楽を聴けばいいだけです。イヤホンに文句を言う老害はいません。

圧倒的に作業に集中できます。

 

ストレスがない

オフィスで仕事をしていると知らず知らずのうちにかなり気を張っています。

また、他人に常に気を使わなければなりません。

それが積もって、ストレスになります。

家では気を使う必要はありません。

驚くことに、在宅勤務だと、同じ作業量をこなしても、オフィス勤務のときと、疲れ方が全く違います。在宅勤務だと、心身の疲れをそこまで感じません。

これは、ストレスがないことが大きな要因だと思います。

 

好きな時に休める

会社では、定時が決まっており、昼休みも決まっていることが多いと思います。

在宅勤務であれば、きなときに休めます。

やるべきことを納期内にこなしてさえいれば、極論を言えばどこにいようが寝ていようが問題ないのです。

医者に行く用事など、平日の日中しかできないことも、普通にできるようになりますね。

 

定時という概念がなくなる

もはや9時に出社して18時に退社という概念は必要ありません。

打ち合わせやコンタクトがとりやすいようにコアタイムはあってもいいかもしれませんが、定時という概念は不要になります。

なので、今までより自由度の高い一日を過ごすことができるようになります。

定時がなくなるということは、時間で労働や管理する意味がなくなるということです。

そうなると、もはや週休2日制というのも、何のロジックもない無意味なルールになります。

このあたりは労働基準法などの法改正が必要な話になってくると思いますが、労働時間でなく成果で管理するべきです。

労働時間で管理するから、会社に来るだけで何もしない人種が生まれるのです。

会社に来るだけで1000万とかそれ以上もらっている人が世の中にはたくさんいます。

時間管理から成果管理にすれば、どれだけのコストカットになるかは、容易に想像できますね。

 

 

以上がメリットです。

次に、デメリットについても紹介します。

新規の人間関係構築は難しい

在宅勤務の場合、主戦場はオンライン会議になります。

オンライン会議だけで、新しい人間関係を構築するのは、不可能ではありませんが、なかなか難しいと感じています。

そもそも、オンライン会議の場合、カメラをOFFにするのがデフォルトになっていたりして、顔すら見れなかったりします。

 

新入社員や転職直後の人は情報を取るのが大変

一つ目のデメリットにつながりますが、新入社員や転職してきたばかりの人は、基本的に人間関係がゼロから始まります。

会ったこともない人に色々お願いしたり、教えを乞うたり、情報提供を依頼したりするのは、なかなかしんどいです。

相手側も、会ったこともない人に対しては、あまり積極的に協力してくれなかったりします。

 

 

複雑な交渉がしづらい

難易度の高い交渉になると、相手の表情や仕草、雰囲気を読み取って反応を伺う必要があります。

例えば、交渉相手が短気だったり、交渉している内容が相手にとって非常に不快なことだとします。

こういう場合は、相手の機嫌を伺いながら、機嫌を損ねないように、テンポ良く話を進める必要があります。

しかし、これがオンライン会議だと極めて難しいです。

やはり高度な交渉は、特にお願いをする立場の場合は、面直の方が断然やりやすいです。

 

 

以上がデメリットになります。

また、一見デメリットに見えるがそうでないこともあります。

人間関係が希薄になる?

一見、人間関係が希薄になる、と思われがちですが、これは慣れの問題です。

そもそも本当に必要な人間関係なら、オンライン会議を設定するなり、電話をするなりして、関係を構築しようとするものです。

そもそも会社は仕事をする場所です。友達を作るための場所ではないので、これは別にデメリットではないと思います。

 

まとめ

以上のメリットとデメリットから、今後のベストな働き方は、在宅勤務をベースとしながら、必要に応じて出社するスタイルだと考えます。

在宅勤務の圧倒的なメリットを味わいつつも、一部で生じるデメリットについては、出社対応することで補い、パフォーマンスと生産性をキープできると思います。

デメリットで挙げた、新入社員や転職したての人については、最初のうちはなるべく出社すべきです。

可能な限りオフラインでのコミュニケーションを図り、人間関係の土台を作った方が、長い目でみて効率がいいと思います。

在宅勤務がスタンダードになることで、オフィススペースは大幅縮小することができます。

交通費も不要になります。浮いたコストで、在宅勤務のための環境整備費用に充てることもできますね。

今回は以上になります。

 

 

コメント