こんにちは。くまきち@アメリカ駐在です。
今回は海外駐在員になるための方法その5、「人事権を持つ人を押さえる」について説明します。
海外駐在を勝ち取る方法その5〜人事権を持つ人を押さえる
まずは海外出向者を決めることのできる、人事権をもつ人を押さえましょう。
なぜなら、私たちが海外にいけるかどうかは、基本的にはその人たちの手中にあるからです。
大抵の場合、人事権を持っているのは、直属の上司よりも数段上の上司だと思います。
なぜなら、海外に人を送るのはけっこうなお金がかかるため、課長クラスの一存で決まることはあまりないからです。
おそらく、人事の決裁権をもっているのは、役員クラスまたは本部長クラスだと思います。
(会社によってタイトルの呼び名は違うと思いますが、日系企業では一般的にそのあたりだと思います)
なたのでまずはそれが誰なのかを明確にしましょう。
そうでないと、誰にアピールすべきかわからないままだからです。
もちろん、その役員ないし本部長クラスの人も独断で決めるわけではなく、その候補者の直属の上司や周囲の人に、ヒアリングをした上で判断すると思います。
普段の仕事ぶり、実績、海外での適正、保有しているスキルや経験、人脈、家族構成など、総合して基準を満たしているかをヒアリングした上で判断するはずです。
なので、直接人事決裁権をもっている人だけでなく、
間接的に決定にかかわる直属上司などもしっかり押さえ、日頃からアピールをしましょう。
あとは、現在海外駐在している人、つまり自分がいきたいポジションに今いる人の意見も重要になる場合があります。
海外出向者は、後任を挙げることを求められることがあり、そこで指名して貰えれば、実際に海外の最前線で仕事をしてきた人のお墨付きをもらえるわけです。
なので、もし自分の希望している国の現任者とかかわる機会があるなら、積極的にアピールしましょう。
関わりがない場合、なんとかして関わりを作った方がベターと思います。現地の仕事や生活について情報源にもなるからです。
ということで、しっかりとアピールすべき人たちを押さえ、常日頃からアピールを重ねていきましょう。
今回は以上です。
最後に、私が海外駐在をイメージする上で参考にした本を紹介します。
赴任前に悩んでいた内容が網羅されており、
参考になりました。
日本人が海外で最高の仕事をする方法 ― スキルよりも大切なもの
糸木公廣
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