こんにちは。くまきち@アメリカ駐在です。
それでは前回記載した10の方法について、一つずつ詳細を紹介していきたいと思います。
今回は、「①とにかく英語力を身に付ける」について説明します。
海外駐在を勝ち取る方法その1〜とにかく英語力を身に付ける
海外駐在を勝ち取る上で、一つ目に重要なのは、
まずとにかく英語力を身につけ、周囲にそれを認知してもらうということです。
その理由は3つあります。
理由①:英語力を身に付けることが最もレバレッジが効きやすいため
理由②:海外駐在=英語力というバイアスをうまく活用できるため
理由③:現地の外国人(社内外)から信頼されやすいため
理由について、順番に説明していきます。
理由①:英語力を身に付けることが最もレバレッジが効きやすいため
これは日系企業ではとても顕著な傾向なのですが、
日本人は基本的に英語に対してコンプレックスをもっていることが多いです。
特に、会社の責任者を務める中高年層では更に多いと感じています。
したがい、あなたに英語力があるだけで、「あいつは仕事ができる」「海外駐在の候補になれる」
というバイアスが非常に起こりやすい傾向があります。
心理学用語でハロー効果とも言うのですが、
英語ができるだけで、他の能力も高くみえてしまう、という現象が起きるのです。
もちろん、最低限の仕事レベルが備わっていないと、
このレバレッジは発揮できないとは思いますが、
平均以上の業務遂行能力が備わっているならば、このレバレッジを効かせられると思います。
理由②:海外駐在=英語力というバイアスをうまく活用できるため
こちらも、日系企業に多いと思いますが、
海外駐在に適任な人=英語が達者な人という風土・先入観は往々にして存在しています。
もちろん英語力がなくても、実力だけで海外駐在を勝ち取る人もいます。
ただしそれは文句のない実力があることが前提です。
もしあなたが、なんとしても海外駐在を勝ち取りたい場合、
手段を選ばずできることはやっておきたいはずです。
そうであれば、まずは英語力を身に付けることの優先順位を上げ、取り組むべきです。
理由③:現地の外国人(社内外)から信頼されやすいため
海外駐在員になると、顧客や同僚は基本的に外国人になり、英語でのコミュニケーションとなります。
なので、現地の人たちからすれば、当然新たにやってくる日本人は、英語が達者な人を求めます。
外国人と仕事をしていると、英語が離せない日本人ビジネスマンに対して、
外国人がいかに嫌気が差しているのか、よくわかる場面が多々あります。
なので、駐在する前から英語を話せることは、重要な要件になります。
現地法人からの推薦が必要な場合もあると思いますので、その場合は
英語力の要望は、送り出す日本側以上に強いと思います。
以上、今回は「とにかく英語力を身に付ける」ということについて書きました。
当たり前の話のように思えますが、意外と気づいていない人は多い、盲点です。
ぜひ、英語力習得を最優先事項にして取り組んでみてください。
今回は以上です。
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