こんにちは。くまきち@アメリカ駐在🇺🇸です。
英会話を勉強している方の中には、言いたい単語が出てこなくて困っている方も多いと思います。
いつも英語の単語が出てこなくて詰まってしまう
ボキャブラリーが少なすぎて全然言いたいことが言えない
ボキャ貧オワタ
今回はこのような方に向けた記事になります。
結論から言うと、ボキャブラリーが少なくても、全然問題ありません。少ない単語でも英会話は上達します。
その秘密を説明していきます。
基本動詞を使いこなすことが英会話上達の近道
今回お伝えしたいは、次のことです。
では順番に説明していきます。
①基本動詞を使いこなすことが英会話上達の近道
ここで衝撃の事実をお伝えします。
英語ネイティブは、日常会話で難しい単語を一切使いません。それどころか、非常に限られた数の簡単な単語しか使っていないんです。
日本人が必死で勉強して覚えたような、英検とかTOEICに出てくる難しい単語は、ネイティブは使いません。
※もちろんビジネス英語では難しい言葉も使われます。今回は、普段の日常会話に絞って説明します。
実際にアメリカ人が日常会話で使う単語の数を調べた調査結果でも、本当に限定された範囲でしか単語を使っていないことがわかっています。
これはなぜかというと、ネイティブは、基本動詞を使いまわして、様々な表現をしているからなんです。
例えば、getという動詞があります。
getだけでも色々な意味を表せます。
- get 手に入れる
- get on 乗る
- get off 降りる
- get in 入る
- get out 出る
- get up 起きる
- get down かがむ
- get over 克服する
- get to 到着する
- get away 逃げる
- get along 仲良くやる
これはほんの一例ですが、このようにネイティブはgetを使い回しまくっています。
少し専門的な話をすると、ネイティブはgetという言葉のコアイメージ(根本的な意味)をもっています。
getのコアイメージは、手に入れる、たどり着くなどといった意味です。
なので、例えばget awayだったら、awayという状態にたどり着く=逃げる、ということになります。
いやいや、結局get+〜の使い方を暗記しないといけないんでしょ?
やっぱり基本動詞も無理ゲーやんけ
たしかに基本動詞も使い方を覚える必要はあります。ですが、普通に新しい単語を暗記するよりもよっぽど簡単です。
なぜなら、基本動詞と一緒に使われるのは、先程紹介したように、
in / out / on / off /up / down / over といった、副詞とのコンビネーションで使うことが中心になります。
これらの副詞は、inとかoutとかupなど、日本人からもイメージしやすい意味をそのままもっています。なので、非常に覚えやすいのです。
例えば in といえ単語は、「in!」というだけでも「入れ!」という意味になります。
「up!」 なら「起きろ!」という意味になるくらいです。
なので、これらの副詞と組み合わせて使うと、様々な表現が出来るため、覚える手間も少なく、非常に便利なんです。
覚えるべき基本動詞はたったの10コ
まず英会話の初級者が覚えるべき基本動詞は、次のたったの10コだけです。
- be
例 I am Kumakichi.
訳 私はくまきちです。
- have
例 I have two kids.
訳 私には二人の子供がいます。
- do
例 I did it yesterday, remember?
訳 それは昨日やりました、覚えてますか?
- get
例 Let’s get started.
訳 始めましょう
- give
例 I won’t give you my money.
訳 私のお金はあなたにはあげません
- make
例 Please make me a hamburger, mom.
訳 ハンバーガーを作ってください、お母さん
- take
例 Take me to the airport.
訳 空港へ連れて行ってください
- go
例 I’ll go with it.
訳 それでいいや
- come
例 I can’t come up with anything
訳 何も思いつきません
- put
例 Put it away.
訳 それをしまいなさい
大抵のことは、この10個の基本動詞を使えば、表現できるはずです。
どれも、日本人にもなじみのある単語だと思います。
基本的な意味もわかるかと思います。
英会話の初心者で、最低限のコミュニケーションを取りたいという人は、これで十分会話できると思います。
英会話に慣れてきて、余裕が出てきたら、ボキャブラリーを増やしていけばいいです。
私も純ジャパからほぼネイティブレベルにいまはなりましたが、初期の頃は、無理して難しい単語を使おうとしたりしていました。
しかし、今となっては、難しい単語はあまり使いません。使う必要がないし、簡単な単語の方が相手にもわかりやすいからです。
これがビジネスシーンだと少し違いますので、今回はあくまで日常会話編として捉えてください。
今回は以上になります。
Twitter→ https://twitter.com/kumakichiUSA
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