こんにちは。くまきち@アメリカ駐在🇺🇸です。
さて、今回は英会話で表現力を高める方法についてです。
結論から言うと、英語のイディオムを覚えれば覚えるほど飛躍的に英会話での表現力がアップします。
イディオムというのは、複数の単語で構成される習慣的な言い回しのことで、慣用句とも言われます。
例を挙げると、
“a piece of cake”:朝飯前
みたいなやつです。
イディオムは、ただ単に便利なフレーズでもあるんですが、それ以上の意味もあります。
今回は、英語のイディオムを使うことのメリットと、明日から即使える超有能イディオム10選を紹介していきます。
英会話がなかなか上達しない
いつも表現がワンパターンになってしまうんや
このような悩みを持った方に向けた記事になります。
✔︎記事を書いている人
くまきち米国駐在員。純ジャパからオンライン英会話を3年間毎日続けて独学で英語ペラペラになった人。TOEIC970点。
英会話はイディオムを暗記して使うと一気に上達する
今回お伝えしたいことは、次のとおりです。
・明日から使える超頻出イディオム10選
順番に解説していきます。
英会話はイディオムを暗記して使うと一気に上達する
イディオムを暗記して使うことで、あなたの表現力は飛躍的なアップします。
その理由は2つあります。
①イディオムで暗記すると実戦でそのまま使える
イディオムは、だいたい2語〜5語くらいで構成されています。
イディオムは、それ自体で一つの意味をもっていますので、英会話の実践でそのまま使うことができます。
なので、覚えた分だけ、あなたの表現力はアップしていきます。
単語を覚えて使おうとすると、毎回時制を変えたり、組み合わせる前置詞を考えたり、その場その場で臨機応変に変えていかないとなりません。
ですが、イディオムの場合は、覚えたものをそのままドーンと使えばOKです。なので効率がいいです。
②会話にユーモアを足すことができる
イディオムは、先人が考えた、とてもユーモラスでウィットに富んだ表現ばかりです。
同じ意味でも、普通に言うのと、イディオムを使うのとでは、イディオムを使った方が知的でユーモラスな印象を与えることができます。
最初の例で言うと、
これは簡単です。と言いたいときに
It’s easy.
と普通に言うより、
It’s a piece of cake.
こんなの朝飯前だよ。
と言った方が、ひねりがあっていいです。
相手もクスっと来てしまうでしょう。
なので、アメリカやイギリスで使われているイディオムは、出来るだけ多くインプットして、たくさん使うことをおすすめします。
明日から使える超頻出イディオム10選
では、今回はアメリカで頻繁に使われているイディオムの中から、私が選んだ10選を紹介したいと思います。
as far as i know / as far as Im concerned
意味:私の知る限りでは
これはとてもよく使います。ビジネスシーンでも頻出です。
どちらも同じような意味です。
何か質問されたときに、自分が知ってる範囲ではこんな感じ、と答えたいときに、使うイディオムです。
All set
意味:準備万端
準備ができたかどうか聞かれた際に使う表現です。
Are you ready?
準備できた?
I’m all set.
準備万端さ。
below the belt
意味:反則技
ボクシングのルールでは、ベルトの下(below the belt)を殴ってはいけないことになっています。
ここから派生して、反則技という意味になっています。
Catch me off guard
意味:不意を突かれる
これは、何か相手から予想していなかったことを言われたときに、使う表現です。
Did you know the president is coming to our office today?
今日社長がうちのオフィスに来るって知ってた?
No… You caught me off guard..
いや、、、全く予想してなかったよ、、、
Cut to the chase
意味:本題に入ると
これもよく聞く表現です。
前置きにあまり時間をかけずに、早速本題に入りたいときにとても便利なフレーズです。
Let me cut to the chase.
早速本題に入らせてください。
in a nutshell
意味:一言で言うと
こちらは以前にも紹介しました。
つまり、とか、一言で言うと、という意味です。
nutshell=きのみの殻というちょっと可愛らしい表現ですが、普通にアメリカでは使われています。
In a nutshell, we have no other choice but to accept this merger.
つまり、この合併案を飲むしか他に道はないということです。
out of the blue / all of a sudden
意味:突然
all of the suddenの方がよく使われる表現です。
out of the blue は、なぜblueなのか?というと、
blue=blue skyのことで、何もない澄み切った青空から突然に、という意味でblueが使われているそうです。おしゃれな表現ですよね。
believe it or not
意味:信じられないかもしれませんが
まさに、信じるか信じないかはあなた次第です!
というやつですね。
驚くようなことを相手に言うときに、前置きとしてつかう表現です。
Believe it or not, the president quit the company yesterday.
信じられんかもしれんが、社長は昨日会社を辞めたそうや。
No way!
嘘やろ!
take it or leave it
意味:この条件で飲むかやめるか決めてくれ
これは、こちらが何か相手にオファーや誘いをかけているとき、これ以上の条件変更はできないが、この条件で飲むか、やめるかを決めてくれ、と言う意味です。
Take(飲む)しても、Leave(やめる)してもどちらでもいいよ、という意味です。
more or less
意味:多かれ少なかれ
これは文字通りの意味です。
実際には少し多いかもしれないし少ないかもしれないが、だいたいこのくらいだ、というときに使われます。
We are going to make profit more or less for the first time!
多かれ少なかれ、初めて利益を出せるぞ!
いかがでしょうか。
このようなイディオムが英語には沢山あります。
覚えるほどに表現力豊かでユーモラスな英語話者になれます。
ぜひ実践してみてください。
今回は以上になります。
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